お知らせ一覧へ戻る

多摩美術大学文様研究プロジェクトが研究成果を紹介する展覧会を11月13日から札幌で開催


さっぽろ芸術文化研究所が主催し、多摩美術大学文様研究プロジェクトが協力に名を連ねる展覧会「文様 はるかな旅へ —モンゴル文様とアイヌ刺繍の出会い in 札幌」を、11月13日から開催いたします。

本展覧会は、第59回三島海雲記念財団学術研究奨励金により実施された「モンゴル装飾文様アーカイヴの創造―北方モンゴロイドから縄文・アイヌ文様へ―」の研究成果を、映像・写真・テキスタイル・服飾などで紹介するものです。

研究メンバーがそれぞれの視点から現地調査を行い、モンゴルの装飾文様、縄文土器や土偶の文様、北方民族の文化、アイヌの文様の関係性について考察し、「文様デザインアーカイヴ」を立ち上げました。モンゴル・縄文・アイヌをテーマにした映像3作品とともにモンゴルの伝統文様、アイヌ刺繍、縄文文様の魅力を紹介いたします。

開催概要

■会期:2023年11月13日(月)17:00~19:00
       11月14日(火)~16日(木)10:00~19:00(※最終日のみ17:00まで)
■場所:札幌市民交流プラザSCARTS モールC
■主催:さっぽろ芸術文化研究所
■後援:在札幌モンゴル国名誉領事館 札幌市
■協力:多摩美術大学文様研究プロジェクトTAMAMON22
    多摩美術大学アートとデザインの人類学研究所
    川上裕子(アイヌ刺繍家)
    ガンバット・ウスフバヤル(在札幌モンゴル国名誉領事館事務局長)
■お問い合わせ:多摩美術大学 情報デザイン学科メディア芸術コース研究室(担当:伊藤)
TEL:042-679-5630
Mail:tamamonyou22@gmail.com

TAMA MON 22-多摩美術大学 文様研究 プロジェクト

わたしたちは文様という、人が創造したヴィジュアルイメージを、文化の諸相や芸術を知るための資源として読み解き、アート&デザイン教育に活用しています。多摩美術大学第2代学長 石田 英一郎(1903-1968)は「文様をして人間の創造の歴史を語らしめよ」という言葉を遺し、その後「文様研究所」が設立されました。「広く創造に関する諸問題を文様と研究を通して究明し、美術界に資すること」を目的とした文様研究所の精神を受け継ぎ、22世紀に向けた新たな文様デザインアーカイヴの創造を目指しています。

■TAMA MON 22 – 多摩美術大学 文様研究プロジェクトメンバー
 深津裕子 多摩美術大学教授 服飾史家 

 伊藤俊治 東京藝術大学名誉教授・多摩美術大学客員教授 美術史家
 港 千尋 多摩美術大学教授 写真家
 佐々木成明 多摩美術大学教授 映像作家 

 ヲノサトル 多摩美術大学教授 音楽家 

 勝又公仁彦 京都芸術大学准教授 多摩美術大学非常勤講師 美術家/写真家 

■特別協力:降幡 真(降幡建築設計事務所代表取締役社長 建築家)
■制作協力:山川冬樹(アーティスト・秋田公立美術大学准教授-ナレーション)、 斎藤彰英(多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術 コース非常勤講師 -撮影、映像コンポジット)、林 宏香(webデザイン)、阿智(データベース制作)、多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コース研究室、リベラルアーツ・センター、アートアーカイヴセンター、教務部研究支援課、多摩美術大学美術館、伊藤遙、バドラー・テムリン(モンゴル語監修)、中村羽菜、小林優希、江本葉那、久保寺美羽、浜崎祥多、有山風由、深津真彩、新妻杏樹、柿沼莉帆、松木芽依

  

関連リンク

TAMA MON 22 on web 多摩美術大学文様データベース&アーカイヴス別ウィンドウリンク
文様研究プロジェクト 22 公式インスタグラム別ウィンドウリンク
メディア芸術コース 紹介ページ別ウィンドウリンク