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ザグレブ国際アニメーション映画祭で本学卒業生の作品が特別賞を受賞


ザグレブ国際アニメーション映画祭2023の学生部門で、23年大学院デザイン専攻グラフィックデザイン領域修了のキョ ガンさんの『Sewing Love』が特別賞(The first special mention)を受賞しました。学生部門には日本から2作品が選出されており、もう1作品は22年グラフィックデザイン学科卒業・塚本莉菜さんの『lovesome』が選ばれています。タマグラアニメーションから2作品ノミネートという快挙になりました。

同映画祭は、1972年にクロアチアの首都ザグレブにて設立された世界で2番目に長い歴史を持つアニメーション専門の国際映画祭であり、世界4大アニメーションフェスティバルのひとつに数えられています。毎年6月にザグレブで開催され、今年は6月5日~10日に行われました。長編部門、短編部門、学生部門等の全5部門があり、日本からは計9作品がノミネートされました。

特別賞(The first special mention)を受賞したキョさんの『Sewing Love』は、審査員から「アニメーションの可能性を完璧に活用し、流動性、色、カメラの動きに満ちた激しい旅に私たちを連れて行ってくれる」と高く評価されました。同作品はアヌシー国際アニメーション映画祭の卒業制作部門でもノミネートされています。

また、ザグレブ国際アニメーション映画祭2023の長編部門では、00年グラフィックデザイン科卒業の坂本サクさんが監督・アニメーション・原作・脚本・音楽を手がけた『アムリタの饗宴』がノミネートされました。坂本さんは前作『アラーニェの虫籠』に続く、2作品続いての選出となりました。

『Sewing Love』

キョ ガン(2022年度大学院修了制作)
音楽:佐藤七海、8分33秒

『lovesome』

塚本莉菜(2021年度卒業制作)
音楽:Muted、2分30秒

関連リンク

ザグレブ国際アニメーション映画祭 公式サイト別ウィンドウリンク
アヌシー国際アニメーション映画祭に本学卒業生の2作品がノミネート別ウィンドウリンク
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