タイのプラサンミット高校の生徒が八王子キャンパスに来訪

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本学は世界の15地域24大学と協定を結び、交換留学生の派遣や、共同研究などを通じた学生の国際的視野の醸成と国際交流意欲の促進を図っています。
5月15日、タイの首都バンコクにある、シーナカリンウィロート大学附属プラサンミット高等学校の生徒35名が八王子キャンパスを訪れました。

同校とは以前より本学での体験実習などで交流を深めて来ましたが、今年も日本の美術・デザインに関心を持つ同校の生徒たちの希望により来校が実現。本学学生との交流やワークショップを行いました。

はじめに和田達也教務部長から本学とタイとの美術交流の紹介や、国や言語を越えてクリエイティブに重要な考え方などの講義が行われ、同校の生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

その後は高校生とサポート役となる本学学生が6つのチームに分かれ、「Elephant」「Turtle」「Dog」「Rabbit」「Cat」「Giraffe」のモチーフをケーブルやウレタンボード、3Dプリンターのサポート材などを自由に組み合わせて制作する「影絵ワークショップ」に取り組みました。

影絵の投影物の材料は本学の授業で試作や作品制作過程に出た端材など、普段なら見過ごしてしまうような素材ですが、高校生たちは創意工夫を凝らして新しい価値を持つ作品へ生まれ変わらせる、創造的再利用の可能性を体験を通して学ぶ機会となりました。

  

関連リンク

本学の国際交流の理念

  

講義やワークショップ、本学施設の見学などの交流は英語、タイ語、日本語を交えて行われ、それぞれの文化や多様なものづくりの考え方の理解促進につながりました。

2023年5月25日 10:57