ノルウェー大使館でオスロ国立芸術大学との協同研究成果を発表。秋にはオスロ国立美術館にて展示も開催

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3月24日、オスロ国立芸術大学デザイン学科と多摩美術大学プロダクトデザイン専攻・テキスタイルデザイン専攻の国際協同教育プロジェクト「Connecting Wool」の研究成果発表がノルウェー大使館で開催されました。

Connecting Woolはノルウェー北部に生息する固有種、ワイルドシープの毛の新しい素材活用方法を探究する協同研究です。ノルウェーと日本の人物相互派遣により学生の国際的視野の広がりを促し、人材の育成も目的としています。

2018年から始まった同プロジェクト。1回目のテーマは「RAW」、2回目のテーマは「TECH」、そして今回3回目のテーマは「MAKE」。コロナ禍を経て大きく変わりつつある社会状況を踏まえて「これからの時代のモノづくりとは?」「新しくモノをつくる意味は?」と問いかけながら、研究対象のノルウェーのウール(ワイルドシープの毛)の応用利用を考えていきました。両大学の学生たちが7チームに分かれ、オンラインでのミーティングを重ねたのち、オスロ国立芸術大学の学生が来日して行った対面のワークショップで提案を形にしました。

2023年度後期には多摩美の学生がノルウェーに渡航しJoint Studio4に参加。Connecting Wool の成果をオスロ国立美術館に展示する予定です。


関連リンク

テキスタイルデザイン専攻紹介サイト
プロダクトデザイン専攻紹介サイト
Connecting Wool プロジェクト

2023年5月23日 13:32