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大学院EWSの塩田千春特任教授が大阪文化賞と京都府文化賞を受賞


3月26日に行われた大阪文化賞贈呈式の様子

  

大学院EWS(エクスペリメンタル・ワークショップ)の塩田千春特任教授が、令和4年度大阪文化賞および第41回(令和4年度)京都府文化賞功労賞を受賞しました。

大阪文化賞は、近年際立った活躍をされ、大阪の文化芸術の振興に著しい功績のあった方に贈呈されています。京都府文化賞功労賞は、長年の文化芸術活動を通じ文化の向上に功労があった方に授与されるものです。

塩田特任教授は大阪府生まれで、京都精華大学美術学部を卒業後、1996年よりドイツ・ベルリンを拠点に活動しています。2015年の第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展で日本館代表に選ばれるなどの国際的な活躍が高く評価され、このたび、ゆかりのある2つの自治体から表彰されることとなりました。

京都府文化賞は2月1日に授賞式が行われ、大阪文化賞は3月26日に贈呈式が行われました。

  

Photo by Sunhi Mang

塩田千春
1972年、大阪府生まれ。ベルリン在住。生と死という人間の根源的な問題に向き合い、「生きることとは何か」、「存在とは何か」を探求しつつ、その場所やものに宿る記憶といった不在の中の存在感を糸で紡ぐ大規模なインスタレーションを中心に、立体、写真、映像など多様な手法を用いた作品を制作。2008年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2015年には、第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表に選ばれる。2019年、森美術館にて過去最大規模の個展『魂がふるえる』を開催。また、南オーストラリア美術館(2018年)、ヨークシャー彫刻公園(2018年)、高知県立美術館(2013年)、国立国際美術館(2008年)を含む世界各地の個展のほか、国際展などのグループ展にも多数参加。
2020年より多摩美術大学大学院EWS特任教授。

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関連リンク

大阪文化賞 公式Webサイト別ウィンドウリンク
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