お知らせ一覧へ戻る

CAF賞2022で修了生の花形槙さんと在学生のSHU BROWNさんが入賞


学生対象アートコンペ「CAF賞2022」で22年大学院情報デザイン修了の花形槙さんが優秀賞を、メディア芸術コース2年のSHU BROWNさんが岩渕貞哉審査員賞を受賞しました。

公益財団法人現代芸術振興財団が主催する「CAF賞」は、学生の創作活動の支援と日本の現代芸術の振興を目的に開催し、日本全国の高校・大学・大学院・専門学校の学生、および日本国籍を有し海外の教育機関に在籍する学生の作品を対象としたアートアワードです。

花形槙「still human」(写真:木奥恵三)

花形さんは足先にカメラを装着し、その映像をヘッドマウントディスプレイを通して見ることで、目を足先に移した状態で過ごすパフォーマンス作品「still human」を発表。身体の構造を反転させることで、身体感覚と世界とのつながりを新たにするような実践を記録映像を通して表現しました。

SHU BROWN「Autopurification」(写真:木奥恵三)

SHU BROWNさんの「Autopurification」は、モノクロ写真の黒い部分に脱毛器の光を当て、青く結晶化させた銀塩プリントの連作です。身体から何かを取り除きたいという美意識と同じように、消したい感情や記憶の自浄作用の根源はどこにあるのかを探究する作品で、展示場所の構成や演出についても高く評価されました。

11月29日〜12月4日(日)、東京・代官山のヒルサイドフォーラムにて13名の作家による入選作品展覧会が行われ、会期中の最終審査にて最優秀賞1名・優秀賞1名・審査員特別賞4名が選出されました。 

関連リンク

CAF賞2022 公式サイト別ウィンドウリンク
メディア芸術コース紹介サイト別ウィンドウリンク