卒業生の大西隆介さんが日本タイポグラフィ年鑑グランプリを受賞
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03年グラフィックデザイン学科卒業の大西隆介さんが手がけた「大阪中之島美術館 VI計画」が「日本タイポグラフィ年鑑2023」にてグランプリを受賞しました。
また、88年デザイン科卒業の粟辻美早さんがパッケージ部門と環境・ディスプレイ・サイン部門、10年大学院博士後期修了のゑ藤隆弘さんが環境・ディスプレイ・サイン部門、グラフィックデザイン学科3年藤田蓮さんが学生部門でそれぞれベストワーク賞を受賞しています。
日本タイポグラフィ年鑑は、グラフィックデザイナーをはじめとして国内外の会員で構成される特定非営利活動法人日本タイポグラフィ協会が毎年発行しているもので、さまざまなコミュニケーションで必要とされるタイポグラフィ・デザインの巧みな姿を収録した、海外でも評価の高い記録誌となっています。
大西さんの受賞作品は、2022年に開館した大阪市の美術館の、公募型プロポーザルで選ばれたビジュアル・アイデンティティ(VI)計画です。中心となるシンボルマークは中之島(Nakanoshima)の「N」をモチーフに、美術館の特徴である黒い外観を表したもの。建築とマークがリンクした造形によって、瞬時に美術館を連想してもらうように意図されています。この力強いシンボルマークと響き合うロゴタイプは軽快な印象に設計されており、モーション・ロゴやウェブサイト、各種コミュニケーション・ツールに展開された時に、さらに美術館のコンセプトが伝わるようになっています。
モーション・ロゴ
コミュニケーション・ツール
ネオン・サイン
2023年4月、東京品川にて開催予定の授賞式において、グランプリ・ベストワーク受賞者には賞状と『日本タイポグラフィ年鑑2023』が授与されます。
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