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多摩美術大学文様研究プロジェクト制作の映像が東京ドキュメンタリー映画祭で上映


多摩美術大学文様研究プロジェクトが制作したドキュメンタリー映像「チュプックーイカット文様に宿る魔除けの力」が、12月10日から新宿K’s Cinemaで開催される東京ドキュメンタリー映画祭2022で上映されます。

同映画祭は短編、長編、人類学・民俗映像の3つのコンペティション部門からなり、今年で5回目の開催となります。本作「チュプック」は文様に注目してバリ島の祭儀を記録した短編で、人類学・民俗映像部門のコンペティション(人類学3-祝祭のかがやき)に選出されました。映像内では本学が所蔵するインドネシアの染織品も紹介しています。

「チュプック―イカット文様に宿る魔除けの力」

TAMA MON 22―多摩美術大学文様研究プロジェクト、深津裕子/2017年/12分

TAMA MON 22—多摩美術大学文様研究プロジェクトについて

文様を新たな芸術資源として読み解き、アートおよびデザイン教育に活用していくことを目的としたプロジェクト。文様を広く文化的に捉え、その収集と調査を行うほか、位置情報などのデータを含めたデジタルアーカイヴス化を進めるとともに、流動的で多元的で捉えどころがない現代の文様の振る舞いを、映像作品を通して表す試みを行っています。

昭和48年(1973年)に「広く創造に関する諸問題を文様と研究を通して究明し、美術界に資することを目的」として本学に設置された「文様研究所」が所蔵していたインドネシアのバテック・コレクションやタイのバン・チェン土器の文様資料などとともに、その活動を21世紀の現代へと引き継いでいます。

下記「TAMA MON 22」Webサイトでは、「チュプック」のダイジェスト版などの映像のほか、文様データベースなどの資料が公開されています。

「TAMA MON 22」Webサイト別ウィンドウリンク

東京ドキュメンタリー映画祭2022

会期:2022年12月10日(土)~23日(金)
会場:新宿 K’s cinema別ウィンドウリンク
   東京都新宿区新宿3丁目35-13 3F
   JR新宿駅 東南口から徒歩3分、東口から徒歩5分
料金:1500円 / 小学生、中学生、シニア 1000円

※芸術学科の金子遊准教授がプログラム・ディレクターを務めています。12月3日、多摩美術大学TUBで「東京ドキュメンタリー映画祭2022」のプレイベントも行われます。

  

関連リンク

多摩美術大学TUB もっともっとドキュメンタリーを盛りあげたい!作戦会議「東京ドキュメンタリー映画祭2022」プレイベント開催別ウィンドウリンク
東京ドキュメンタリー映画祭2022 公式サイト別ウィンドウリンク