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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022で卒業生の若林萌さんが優秀作品賞を受賞


国際コンペティション映画祭「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022」の国内コンペティションの短編部門で、15年映像演劇卒業の若林萌さんが優秀作品賞を受賞しました。

埼玉県川口市で2004年から始まった「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」は、デジタルシネマにフォーカスした若い才能の発掘と育成をめざした映画祭です。長編作品を対象にした国際コンペティション、長編部門と短編部門からなる国内コンペティションの2つで構成され、今年度は99の国と地域から計935本の応募がありました。

若林さんは魚の腹の中で共生する3種の異なる生物のやりとりをアイロニカルに描いたアニメーション作品〈サカナ島胃袋三腸目〉を出品し、『様々な価値観が隣り合わせで息づいているこの世界で、相手の大切なものをたとえ理解出来ずとも、尊重することができたら』ということを表現しました。

7月24日に行われた授賞式で若林さんは「この作品が一本のフィルムになるまで沢山の人の力を借りて、ようやく完成まで漕ぎつけました。キャストの3人、音楽担当、音響、作画、仕上げを手伝って下さった方々、本当にありがとうございました。3年ぶりのリアル開催で上映できたことも本当に嬉しいです」 と話しました。審査委員の映画監督・鶴田法男氏は「非常に多様で豊かな発想が綺麗に纏め上げられている」と同作品を評しました。

なお、本作は2022年5月にドイツ・フランクフルトの「ニッポン・コネクション」でワールド・プレミアされています。また、8月20日、21日に行われた第33回東京学生映画祭のアニメーション部門でグランプリを受賞しました。

  

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