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メルセデス・ベンツ日本株式会社との連携協力協定を締結


9月16日 EQ Houseにて(左からメルセデス・ベンツ日本株式会社副社長・フェリックス ブリッチュ 、多摩美術大学学長・建畠晢、久門剛史氏、多摩美術大学理事/美術学部長・小泉俊己)

9月16日 EQ Houseにて(左からメルセデス・ベンツ日本株式会社副社長・フェリックス ブリッチュ 、多摩美術大学学長・建畠晢、久門剛史氏、多摩美術大学理事/美術学部長・小泉俊己)


このたび、本学はメルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野 金太郎、本社:東京都品川区)との連携協力協定を締結いたしました。
これにより、同社が1991年より30年以上継続している文化・芸術支援活動「メルセデス・ベンツ アート・スコープ」の2022-2024年における新プログラムにパートナーとして参画し、次世代アーティストの育成と国際交流を支援していきます。

9月16日には、同社主催により行われた「EQ House × 久門剛史」展のレセプションにて、「メルセデス・ベンツ アート・スコープ 2022-2024プログラム」の概要が発表されました。

学生の創作活動を刺激し、次世代アーティストの育成をはかる

日独間でアーティストを相互に派遣・招聘し、新たな作品を制作する滞在プログラム

「メルセデス・ベンツ アート・スコープ」は、現代美術の有望な若手アーティストの育成と国際交流を促進し、芸術・文化のさらなる発展に寄与することを目的とした同社のCSR活動です。日独間でアーティストを相互に派遣・招聘し、異文化での生活体験、創作活動を通じて交流を図り新たな作品を制作する滞在プログラム「アーティスト・イン・レジデンスプログラム」※ を主軸としています。

1991年の開始時は日本人アーティストのレジデンス(フランス・モンフランカンへの派遣)を実施。2003年からは原美術館とのパートナーシップのもと、日独国際交流を目的に日独アーティストを東京とベルリンへ相互に派遣していました。本学が参画する2022年-2024年の新プログラムでは、既存の滞在プログラムに加え、多様化するアーティストの表現手法や発表方法に呼応し、次世代アーティストの育成によりいっそう寄与すべく新たな活動が取り入れられます。

その新たな活動の一つが、派遣・招聘アーティストによる本学大学院生へのワークショップや特別レクチャーなどの実施です。本プログラムで培った経験を学生に伝えていただくことで学生の創作活動を刺激し、また、相互に影響を与えあう機会とすることで、さらなる次世代アーティストの育成をはかります。

  • ※NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]の協力のもと実施

メルセデス・ベンツ アート・スコープ 2022-2024プログラム概要

  1. アーティスト・イン・レジデンス(2023年、2024年予定)
    日本人アーティストおよびドイツ在住アーティスト各1名が互いの国で2-3ヶ月間アーティスト・イン・レジデンスを行い、その滞在経験をもとに新たな作品を制作。
  2. 次世代アーティストの育成(2023年、2024年)
    アーティストは、レジデンスで得た経験を踏まえ、多摩美術大学大学院生向けにワークショップや特別レクチャーなどの授業を実施。学生の創作活動を刺激し、新たな活動につなげることで、次世代アーティストを育成。
  3. ウェブサイト、SNSでの作品発表および情報発信(2022年より)
    2022-2024プログラムを通じて制作された新たな作品や学生との交流の様子をWebサイトで発信。現在、プログラムの30年の歴史と参加アーティストのインタビューを9月12日(月)よりMBJホームページにて発信中。
    ウェブサイト:MERCEDES-BENZ ART SCOPE別ウィンドウリンク
  4. 様々な発表場所の提供、他分野とのコラボレーション(2022年より)
    多様化するアーティストの表現手法や発表方法に合わせ、ウェブサイトや多摩美術大学構内などの多岐にわたる場所にて作品の発表や展示を実施。また業種業界を問わず様々な企業や団体、機関および本プログラムに参加したアーティストとのコラボレーションを行い、アートがもたらす新たな視点を提供。

  

関連リンク

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