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ウクライナ学生が来日、9月からプロダクトデザイン専攻で受入開始


写真左から国際交流センター職員 牧祥子、本真澄、プロダクトデザイン濱田芳治教授、アリサ・チェンさん、国際交流センター長 久保田晃弘教授、石田一郎課長

  

本学は、戦禍のウクライナで厳しい状況下にある芸術を志す学生たちを支援するべく、研究・制作環境を提供するプログラムを行っています。このたび1名の学生が来日し、支援を開始しましたのでお知らせいたします。

今回来日したのは、アリサ・チェンさんです。アリサさんはウクライナ北東部のハルキウ市にあるKharkiv State Academy of Design and Arts(ハルキウ州立デザイン芸術アカデミー)を卒業後、就職のために首都キーウに移り住んでいました。日々激化する戦火の中で戦後の復興を見据え、戦争によって破壊された地域で建築材料をリサイクルする方法を研究するために本学の支援プログラムに応募しました。

7月29日に来日し、国際交流センター長の久保田晃弘教授、指導教員となるプロダクトデザイン専攻の濱田芳治教授との顔合わせを行いました。

翌30日には、アリサさんは渋谷教育学園渋谷高等学校が企画する「ウクライナ×日本 中高生フォーラム」に参加し、ウクライナの現状を自身が撮影した写真や動画などを交えて話し、同世代の若者たちの考えや母国への思いを伝えました。また、ウクライナを支援したいという日本の中高生たちに「自分でさまざまな情報源にあたって問題を調査し、たくさん質問してコミュニケーションを取ってほしい。そうして自分が確信を持てる情報を得られたら、それを多くの人に知らせてほしい」とのメッセージを送りました。

「ウクライナ×日本 中高生フォーラム」でウクライナの現状について話すアリサさん(写真提供:渋谷教育学園渋谷高等学校)

  

アリサさんは本学学生寮「多摩美オリーブ館」に滞在し、9月から八王子キャンパスにて研究・制作を開始します。学生生活全般に関しては国際交流センターを中心にサポートを行います。今後、さらにもう1名のウクライナ学生の受け入れを予定しています。

  

関連リンク

多摩美術大学 ウクライナ情勢に対する支援について別ウィンドウリンク
東京新聞Web「ウクライナ支援、私たちも 全国の中高生が議論」別ウィンドウリンク
プロダクトデザイン専攻 紹介ページ別ウィンドウリンク

アリサさんからウクライナの伝統工芸「ピサンキ」をいただきました。国際交流センターのカウンターに飾られています。