環境デザイン学科の岸本章教授が「千葉県建築文化賞」優秀賞を受賞

「香取市佐原チャレンジショップ」香取街道側ファサード

第28回千葉県建築文化賞で、環境デザイン学科の岸本章教授が設計した「香取市佐原チャレンジショップ（上仲町第一施設）」が一般建築の部で優秀賞を受賞しました。

千葉県と千葉県建築士会の共催による本コンテストは「優れた建築物を表彰することにより、うるおいとやすらぎに満ちた快適なまちづくりを推進すること」を目的に、平成6年度から実施されています。

「香取市佐原チャレンジショップ（上仲町第一施設）」は、佐原信用金庫の創業90周年事業として香取市佐原の本宿支店跡地に建設され、市に寄付された施設です。香取市は、この施設内の2区画を物販と飲食の事業者に貸し出し、将来的な市内での創業をサポートします。また、同施設には佐原信用金庫ATM棟、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「佐原の大祭」で引かれる山車を収めた山車蔵が併設されています。

江戸時代に水運で栄えた佐原は、商家の町並みなど歴史的な景観の残る「重要伝統的建造物群保存地区」があり、この施設も保存地区内に位置しています。支店建設前にあった呉服店を再現したファサードは町並みに調和し、店舗の内装には船底をイメージした曲面天井が採用されています。

関連リンク

千葉県公式Webサイト 第28回（令和3年度）千葉県建築文化賞
環境デザイン学科 紹介ページ　
岸本 章 教授 紹介ページ　

「香取市佐原チャレンジショップ」内部から入口側を見る