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大学院生が「日本タイポグラフィ年鑑」で学生部門ベストワーク賞を受賞



『不器——遺伝因子の復活』郭思嫻

さまざまなコミュニケーションで必要とされるタイポグラフィの巧みな姿を収録する「日本タイポグラフィ年鑑2022」で、大学院グラフィックデザイン2年の郭思嫻さんが学生部門のベストワーク賞を受賞しました。

NPO法人 日本タイポグラフィ協会が発行する「日本タイポグラフィ年鑑」は、国内外で高い評価を受けるタイポグラフィ・デザインの記録集です。1969年に「日本レタリング年鑑」としてスタートし、今年で通算43冊目の発行となります。

郭さんの受賞作品『不器——遺伝因子の復活』はバイオアートに関する「遺伝子計画のデザイン実験」で、通常の工業生產ラインの反省を出発点として、製品生産に新たな方式を提示してみようと試みたものです。生活の中でよく使うものを選び、有性繁殖の中に存在する可能性に着目して、従来の画一的なものとは異なるプロジェクトを生み出しました。

受賞作品は「日本タイポグラフィ年鑑2022」(2022年4月発刊予定)に掲載されます。また、2022年4月に東京・品川で授賞式が開催される予定です。

  

関連リンク

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