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新刊『剥製篇』建畠 晢 学長


  

マボロシの野へ ああ、誰もが亡霊である雨の日のあの声をどうして防ぐのか。詩人はみな、声だけで集うというのに…… (「あの声をどうして防ぐのか」)

霧の街から横溢する見えない言葉たち。現れては消える影の影……夜の記憶のほうへ。「待ちねぇ、ポエティク」連作を含む、詩31篇。

『剥製篇』

建畠 晢 学長 著 装幀=清岡秀哉
思潮社|2021年9月1日刊|2,860円(税込)

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