国立新美術館で開催中の「DOMANI・明日展 2021」に卒業生3名が参加

文化庁が行う「新進芸術家海外研修制度（旧・芸術家在外研修）」の成果発表展である「DOMANI・明日展 2021」に、07年彫刻修了・利部志穂さん、10年油画修了・髙木大地さん、03年油画卒業・山本篤さんが参加しています。
今回は「スペースが生まれる」をサブタイトルとし、被災によって生じた空間／景観の余白と、コロナ禍で体験した時間的余白を考え直すことがテーマとされています。

また、会期中に限り、昨年開催されたオンライン展「DOMANI・明日展 plus online 2020:〈前夜〉を生きる」が再開されています。こちらには山本さんのほか、02年油画卒業・奥村雄樹さん、09年大学院情報修了・やんツーさんが参加しています。

新進芸術家海外研修制度は、新進芸術家、学芸員および評論家、アートマネージメント担当者などがそれぞれ専門分野について、海外で実践的に研修するための渡航費および滞在費を文化庁が支援するものです。美術、音楽、舞踊、演劇、映画、舞台美術等、メディア芸術の各分野を対象に、1年、2年、3年、特別（80日間）、短期（20〜40日）および高校生（350日）の6種類の期間が設けられています。
採択結果が公開されている2010年度以降、のべ51名の本学出身者が採択されています。

DOMANI・明日展 2021
文化庁新進芸術家海外研修制度の作家たち

会期：2021年1月30日（土）～3月7日（日）
休館日：火曜日（ただし2月23日［火・祝］は開館、24日［水］は休館）
開館時間：10:00～18:00 ※入場は閉館の30分前まで
会場：国立新美術館 企画展示室2E
東京都港区六本木7-22-2

関連リンク

DOMANI・明日展 公式サイト
DOMANI・明日展 plus online 2020：〈前夜〉を生きる