お知らせ一覧へ戻る

多摩美術大学美術館「多摩美の版画、50年」展が開幕。オンラインイベントも多数開催



多摩美術大学美術館「多摩美の版画、50年」展の様子

1月6日(水)、多摩美術大学美術館で「多摩美の版画、50年」展がはじまりました。本学での版画教育開始50周年を記念し、絵画学科版画専攻が企画したものです。

駒井哲郎、李禹煥、加山又造、和田誠、横尾忠則、しりあがり寿、小林賢太郎など、本学にゆかりのある多彩な作家62名の版画作品を、「版画のコア」「版画と絵画」「版画と写真」「版画ともの派」「版画と現代美術」「版画とデザイン」という6つのテーマに分類し、一堂に展示しています。

また、2月14日(日)までの会期中、多くの関連イベントがオンラインで行われます。

「版画ともの派、その可能性の中心」

日時:1月9日(土)14:00 −
緊急事態宣言を受けて9日14時より予定していた李禹煥(美術家)、 建畠晢(美術評論家、本学学長)の対談はYouTubeライブ配信を含めて延期となりました。
日程など詳細はあらためて告知いたします。

講師:李禹煥(美術家)、 建畠晢(美術評論家、本学学長)
内容:もの派における版画表現とは? そしてその可能性の中心にあるのは何かを巡って、もの派の作家の中で版画を最も精力的に制作してきた本学元教授の李禹煥氏と、本学版画専攻の教育現場に立ち会ってきた美術評論家の建畠晢学長が対談します。

「描くことと版画」

1月18日(月) 1月25日(月)版画専攻YouTubeで公開しました。

講師:入江明日香(銅版画家)、古谷博子(版画家、本学教授)、佐竹邦子(版画家、本学教授)
内容:版メディアにおいて描くことがどのような拡がりをもつことができるのか、直接描くことと何が異なるのかをテーマにして、版画と描画を組み合わせて独自の世界を表現することで知られる人気作家、入江明日香氏を招いて本学専任教員との鼎談を開催します。

「写真←→版画←→現代美術」

日時:1月30日(土)15:00 − 当日、ZOOMウェビナーにてライブ配信しました。
講師:三田健志(美術家)、鷹野健(美術家、本学非常勤講師)、大島成己(美術家、本学教授)、迫徹平(美術家、本学専任助手)
内容:版画から写真、映像、立体インスタレーションに展開する経緯、そこにおける版画の可能性とは何かをテーマにして、写真作家の三田健志氏とミックストメディア作家の鷹野健氏、そして本学専任教員、助手の座談会を開催します。

「版画と絵本、アートブック」

日時:1月31日(日)15:00 − 当日、ZOOMウェビナーにてライブ配信しました。
講師:田中清代(絵本作家)、山田志麻子(うらわ美術館学芸員)、大矢雅章(版画家、本学准教授)
内容:銅版画と絵本との関わりを巡りながら、表現としてのアートブックの可能性とは何かをテーマにして、版画を原画として絵本制作する田中清代氏とアートブックのコレクションで知られるうらわ美術館の学芸員、山田志麻子氏を招いて本学専任教員との鼎談を開催いたします。

「多摩美 版画教育の始まり」

開催日:2月6日(土)15:00− ※公開日未定となりました。
講師:吹田文明(版画家、本学名誉教授)、町村悠香(町田市立国際版画美術館学芸員)、古谷博子(版画家、本学教授)
内容:多摩美術大学における版画教育黎明期について、本学名誉教授の吹田文明氏と町田市立国際版画美術館の学芸員、町村悠香氏を招いて本学専任教員との鼎談を開催します。

この機会にぜひ、多摩美の版画教育や版画のメディアとしての魅力に触れてみてください。

  

関連リンク

多摩美術大学美術館ホームページ別ウィンドウリンク
絵画学科版画専攻 紹介ページ別ウィンドウリンク