彫刻・村井進吾教授 退職展「作法・黒体・INGOT」

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彫刻・村井進吾教授の退職展「作法・黒体・INGOT」が9月24日より八王子キャンパス アートテークにて開催されます。

村井進吾 退職展 作法・黒体・INGOT

会期:2019年9月24日(火)~10月8日(火)
会場:多摩美術大学 八王子キャンパス アートテーク 1F
ギャラリートーク:9月24日(火)15:00~

村井教授は1976年多摩美術大学彫刻科を卒業、1978年同大学院を修了し、以後彫刻家として活動を続け2011年彫刻学科教授に就任しました。
村井教授は活動当初から現在まで、主に東京のギャラリーにて精力的に作品発表を行ってきました。特に、ホワイトキューブ(展示空間)と黒御影石によるミニマルな彫刻を対比させた静謐な展示空間は高く評価され、2001年には大分市立美術館での個展をはじめ、「アーティストファイル2009-現代の作家たち」(国立新美術館)などにも選出され表現の新たな可能性を提示してきました。
一方で、アトリエ(茨城県桜川市)の同士らと共に立ち上げた「雨引きの里と彫刻」展では、創設から23年、第11回展(2019)を迎えるまでの牽引役としての活動は、都市のギャラリー空間での発表と同時並行的に続けられ、現代において失われた「彫刻の場所性」をめぐる両者の地道な模索は評価に値するものです。同展では、2001年の大分市立美術館で発表された作品と近作を展示し「物質と彫刻」との飽くなき探求を展望いたします。

彫刻学科学科長 水上嘉久

~「村井進吾 退職展 作法・黒体・INGOT」チラシより抜粋~

関連情報:
多摩美術大学 彫刻研究室
2019年9月18日 12:42