起業家育成に向けて早稲田大学と基本協定を締結
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3月12日(火)、多摩美術大学は早稲田大学と「起業家育成に関する大学間コンソーシアム連携協力に関する基本協定書」を締結しました。
早稲田大学と本学とは、2017年度より早稲田大学が主幹校として採択された文部科学省平成29年度次世代アントレプレナー育成事業、「EDGE-NEXT人材育成のための共創エコシステムの形成」の一環として、起業家育成をテーマに置いた連携講座を展開してきました。アイデアやプロトタイプの効果的な表現力、機能面を含めたデザイン力を鍛えることを目指す内容で、その成果をもとに、先進的で高い総合力を有したプログラムのさらなる開発・提供を目指し、このたびの締結が実現しました。
協定締結にあたり、田中愛治早稲田大学総長は、「ビジネス、エンジニアリング、デザインの三者が有機的に連携することで、新しい教育・研究の可能性が広がるだろう」と期待を込め、また、建畠晢多摩美術大学学長は、「早稲田大学との協働教育・協働研究を一層推進させていきたい」と述べました。
学生交流協定も締結予定
単位互換制度の計画が具体的に進行中
これまで両校は、本学プロダクトデザイン専攻との連携講座を通じて様々な交流を行なってきました。2017年度に初めて実施された連携講座「ビジネスアイデアの『表現力』を鍛えよう!」では、最終的に投資家の前でアイデアをプレゼンするなど、実践的なグループワークが行われたほか、2018年にはこれらの取り組みに加えて、両校の先生が行き来して特別講座を行うなど、より専門性を高めて実施されています。
これら連携講座に当初より関わり、推進してきたプロダクトデザイン専攻・安次富隆教授は、「2017年から2年間、協力校として参加し、その成果を経て、このたび協定校となったことはとても意義あることです。これによって、もともと早稲田大学の協定校であった滋賀医科大学、東京理科大学、山形大学とのつながりも深まりました。これからはもう、大学という狭い枠にとどまっている時代ではありません。学科、場所などあらゆる垣根を超えて、教員、学生同士が連携しあって世界を広げていくことに期待します」と語りました。同専攻・大橋由三子教授は、「今後は学生交流協定も締結予定で、現在、単位互換制度の計画が具体的に進められています。多摩美の学生にとって、経営技術など今までの科目になかったことを深く学べることが素晴らしいのはもちろんですが、実はデザインと経営は、入り口が違うだけで学ぶ上での共通要素が多分にあります。大学双方の専門を生かし交流が深まることで、より一層学びが深まり、起業家育成という目標達成に近づくことでしょう」と、期待を寄せました。
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