「高橋士郎 自由の気膜 Shiro Takahashi・Freedom Membrane」

高橋士郎(1944-2021)は本学卒業生でメディア芸術黎明期のパイオニア的アーティストです。本学では30年以上にわたって教鞭を執り、学長も務めました。1970年、大阪で行われた日本万国博覧会に参加した後、空気膜造形の発明やキネティック彫刻を多数制作し、世界に発表してきました。1980年代には本学のデザイン教育にいち早くコンピューターを導入し、コンピューターとインターネットの研究会を立ち上げ、キネティックアート、コンピューターアート、メディアアート、情報デザインといった新しい分野の開拓に取り組みました。

そうした高橋の教育と研究の積み重ねは、社会の高度情報化に対応するべく美術教育の内容を更新し続ける試みであり、1998年の本学情報デザイン学科新設とメディアセンターの創設につながりました。その後は独自のメディア芸術教育のプログラムを作り上げつつ、自身の作品だけでなく学生作品を積極的に活用した「情報芸術論」を立ち上げました。

本展は、高橋の多岐にして複雑なる活動の全体像を紐解き、世界に向けて発信するべく本学情報デザイン学科の有志が立ち上げた「多摩美術大学 高橋士郎研究会」の主催により、高橋の代名詞的作品の一つである気膜造形「バボット」など、膨大な創作活動の軌跡を展示いたします。

「高橋士郎 自由の気膜」展 ポスタービジュアル

高橋士郎 自由の気膜
Shiro Takahashi・Freedom Membrane 開催概要

会期:2023年11月13日(月)〜12月9日(土)
開館時間:11:00〜17:00
休場日:火曜・日曜、11月18日(土)、12月2日(土)
会場:多摩美術大学 八王子キャンパス アートテークギャラリー
東京都八王子市鑓水 2-1723
入場無料

主催:多摩美術大学 高橋士郎研究会
協力:株式会社バボット、多摩美術大学情報デザイン学科
助成:公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
多摩美術大学共同研究「高橋士郎の創作・研究・教育実践の体系化のための基礎研究」

関連リンク

「高橋士郎 自由の気膜」公式Webサイト
メディア芸術コース 紹介ページ
情報デザインコース 紹介ページ

2023年10月17日 11:22