プロダクトデザイン専攻による学外交流「屋台トーク2021」レポート

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屋台トーク2021ポスター

2021年11月29日、プロダクトデザイン専攻studio2で学ぶ3年生による学外交流と展示イベント「屋台トーク2021 – デザインの、マルチステークホルダーダイアログ- 」が行われました。
2019年に始まり3回目となるこのイベントは、八王子キャンパス内アートテークギャラリーでの作品展示(11月27日〜30日)と、オンライントークセッションとで構成され、約20社233名(実際にアートテークに来場されたのはそのうち9社、15名)、学生67人が参加して行われました。

オンライントークセッション第1部「『協働』を目指して1- 現場で育つ、社員研修で育つ、学校で育つ-」では、大橋由三子教授がファシリテーターとなり、NGO、メーカー、中学高校の各現場から4名の方々が登壇。これからのデザインとデザイナーに求められる力をどのように育むか、そのヒントを探りました。
第2部「『協働』を目指して2」はstudio2卒業生4名によるセッションで、美大でデザインを学んだ人材への一般的な期待と、実際にできること、キャリアプランについて語りました。途中、学生から「〇〇業界に興味があります。そこではどんなモノヅクリが行われていますか」といった質問に答える形で、デザイン現場の最前線で感じている課題や就職活動をどう行なっていたかなど、普段聞くことのできない体験談に耳を傾けました。
第3部「コラボレーションのあり方とは」では、多摩美生のほかに東京理科大生、London College of Communicationの学生が自由にセッション。コラボには知識と理解、コミュニケーションがいかに大切かについて話し合われました。他領域を学ぶ同世代と交わること、国内外の情報交換の有意義さ、アンテナを張っていく必要性などを総括し、セッションは終了しました。

また今年初の試みとして、GatherTownという仮想空間でアバターを利用したビデオ通話スペースでのオンライン展示を開催。バーチャルでも「屋台」らしいイベントとなりました。
ほか、関係者に限定公開された「屋台トーク2021 イベントWEBサイト」には学生作品ページだけでなく、studio2の教員や卒業生、産学共同研究、学学連携授業関係者からのメッセージ動画が掲載されており、サイト全体もコミュニケーションを意識したつくりとなっていました。


八王子キャンパス内アートテークでの展示の様子

  

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